タモリ 鶴瓶「水と油」も絶妙掛け合い

 タレントのタモリ(70)、落語家の笑福亭鶴瓶(63)、俳優の堺雅人(42)が13日、都内で、NHK特番「ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 真田丸スペシャル」(総合、来年1月2日、後7・30)の制作発表に登場した。人気2番組と大河ドラマの豪華コラボ。昨年終了した「笑っていいとも!」で27年間共演していたタモリと鶴瓶は、お互いの冠番組を「水と油」と表現しながらも、絶妙なコンビネーションで場を盛り上げた。

 旧知の仲である大御所コンビの話術がさえ渡った。「ブラ-」は歴史探訪、「-乾杯」は地元の人たちとの触れ合いがテーマ。タモリが開口一番、「鶴瓶に乾杯とブラタモリ…アンタに乾杯してもしょうがない!!番組としては両極端」と食ってかかると、鶴瓶も「水と油」と応戦した。

 特番には両番組の要素が盛り込まれ、「真田丸」の舞台である長野県上田市を3人で訪問。会見中、タモリが上田城について語っていると、歴史に興味がない鶴瓶は「(眠気防止に)フリスク食べていいですか?」とボケをはさんだ。

 “子どものケンカ”を、堺が「(ロケ中は)仲よさそうで、後ろから見ていてほほ笑ましい感じでした」とフォロー。「真田丸」出演に色気を見せる先輩2人を、「徳川家康、豊臣秀吉は(配役が)埋まっちゃってる。秀吉を変えようか!?小日向文世さんなんですけど。影武者で馬に乗って疾走するというのでも」と歓迎した。

 不仲を装った大御所2人だが、タモリが「ブラ-」をきっかけに調べた吉原遊郭の資料を基に、鶴瓶が新作落語を仕上げたという友情秘話も紹介された。

 堺には「出るならどちらの番組?」と究極の選択を迫る質問も飛んだが「個人的な好みはブラタモリ寄り。歴史好きなので。だけど、『目の前にいる生の方と触れ合いなさい』と鶴瓶さんに教えていただいた気がするので、ぜひ両方」と“大人の対応”を見せていた。

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