福澤アナ 鑑定団コメントカットOK
フリーアナウンサーの福澤朗(52)が19日、都内で行われた、新たに司会を務めるテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」(火曜、後8・54)の初収録に、同じく司会のタレント・今田耕司(50)と参加。前任者の俳優・石坂浩二(74)の発言が大幅にカットされたことが話題となっている中、自身の収録中のコメントをカットすることを“容認”した。
騒動を逆手にとって、軽妙に新体制をPRした。初収録で何分ぐらいしゃべったか?との問いに、福澤アナは「結構しゃべりましたが、僕のコメントがたとえ使われなくても、その場の空気を下げることがなかったら仕事としては成功。何秒使うかは、番組制作の方にお任せですよ」と余裕の笑みを浮かべながら応じた。
これに今田が「福澤さんの言いたいことは『いくらでも切ってください』ということです」と続けると、福澤アナは「そうです、そうです。番組全体が楽しくなってくれれば」とニヤリ。今田は「スタッフの皆さんも安心して、バンバン切っていただいて結構ですから」と笑った。
「鑑定団」では、番組開始から今年3月まで司会を務めた石坂の発言が、近年はオンエアで極端に減少。「パワハラ」などと騒動となった。福澤アナは、03年から10年まで司会を務めた日本テレビ系「エンタの神様」で、コメントのカットを経験しているという。「どの芸人さんよりもいっぱいしゃべってますが、オンエアされなかった。切られるのも仕事だと思っています」とし、「司会者には2つの仕事があって、オンエア上で使われるコメントを発することと、お客さんの空気を絶対に下げさせないこと」と話した。
継続して司会を務める今田は、リニューアル後の初収録に「急に育ての親がいなくなったような感じで、キョロキョロしてしまいました」と“石坂ロス”を口に。さらに「確実にオンエアはチェックさせていただきます。リニューアルしてどれぐらい発言が使われるのか、注目ですね」と笑わせた。