お笑いタレントの上沼恵美子が１７日、自身がＭＣを務めるカンテレ「快傑　えみちゃんねる」（後７・００）で、東京と大阪のタクシー運転手のマナーの悪さに閉口し、ついに怒鳴りつけてしまったエピソードを明かした。

　上沼は「お姉ちゃんと漫才やっていた頃で、レギュラー１３本あったの」とかなり以前の話であることを前置きした。１日に何回もタクシーに乗り降りする生活だった。激怒したその日は最初、新大阪駅に向かう時だったという。「新大阪にお願いします」とドライバーに告げると、「はっ」という返答だった。距離が短かったことが原因ではと上沼は振り返った。

　新幹線に乗って東京に移動し、タクシーに乗った。上沼は「東京の運転手はもの言わん。運転も荒かった。昔はね」と東京でも不愉快に思ったことを述べた。大阪に戻り、新大阪駅からタクシーに乗り、劇場の名前を告げた。ドライバーの返答は礼儀にかなったものではなかったそうで、上沼は「かしこまりましたとか、承知しましたとか絶対言わへん！」と口調が徐々に怒りモードに変わってきた。

　劇場での仕事を終えて帰宅するときにタクシーに乗り、「新大阪のマンションにお願いします」と告げた。ドライバーは「は～い」と返答したという。その日のタクシー乗車は７回目くらいだったそうで、すべて対応に不満だった。うっぷんが積もり積もって上沼はついにキレてしまい、「感じ悪いな！」とドライバーに言った。「かしこまりましたやろ！かしこまりましたって言えないんですか。タクシーの運転手さんは！へえーとか、はあーとか。なんやの。だったら仕事やめたらどうですか！」と説教したという。ゲストやスタジオ観覧者から拍手が起こった。