中条きよし 喫煙者の応援歌「このご時世で」 自身は禁煙8年
歌手・中条きよし(71)が5日、都内で新曲「煙が目にしみる」の発表会を開催。新曲について「たばこを吸う人の応援歌」とアピールした。
もともと1日60本を吸うヘビースモーカーだった中条だが、今は禁煙して8年になるという。代表曲「うそ」の歌い出しが“折れたたばこ”というフレーズなど、たばことの縁が深い。今回の新曲のタイトルも「たばこの煙」がテーマだ。
最初にこのタイトルを聞いた際は、さすがに「禁煙のご時世で、このタイトルはない」と思ったという。だが「うそ」が大ヒットしたように「たばこには色気、ムードがある」と、ムード歌謡に欠かせない要素と前向きにとらえ、受け入れた。「逆にたばこを吸う人の応援歌になればいい。それでたばこを吸う人がみんな買ってくれればミリオンだ」とヒットを誓った。
4日から高熱を出し、4日夜、5日朝と2度点滴治療を施してステージに立った中条。この日は新曲に加え、「うそ」と立て続けに「たばこ」が縁の楽曲を熱唱。禁煙の効果なのか高音の声も復活したそうで「まだまだ声が出て歌える以上は歌っていく」と誓っていた。