たけし 事務所とギャラ交渉し「月給16万から700万」
お笑いタレントのビートたけし(70)がこのほど、大阪市内で行われたABC系「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜、後11・17)の収録に参加し、事務所とギャラ交渉し、破格の上昇を勝ち取った過去を振り返った。月収が16万円から700万円に大幅上昇したという。
たけしの同番組への出演は2回目。若手芸人の質問に答える形で、自身の歩みを振り返った。
たけしが芸人として“いけるな”と手応えを感じたのは漫才ブームが到来する直前の32歳の頃だったという。当時の事務所にスカウトされ、演芸場の出番が1日500円の時代に給料制で月に16万円もらうようになった。
事務所に所属すると仕事も増えたが、ある時、営業先で「ツービートに100万払っている」という発言を耳にし、“自分たちの価値”を知ったという。たけしはすぐに「営業1本100万取ってるらしいな。辞めるぞ」と事務所との交渉に乗り出し、給料は700万円にまで上昇したという。
翌月にも相方・ビートきよし(67)とともに交渉し「1000万になった」と明かすと、「(そこからは)漫才ブームで2000万、3000万と(上がっていった)」と事務所との交渉で獲得したギャラ事情を赤裸々に告白した。
この模様は9日に放送される。