高須クリニックの高須克弥院長が２２日、ツイッターを更新し、米ニューヨークでの競売で手に入れた「昭和天皇独白録」が到着したことを報告した。

　昭和天皇独白録は張作霖爆殺事件から終戦に至るまでの経緯を、昭和天皇が１９４６年春に側近に語った昭和史の第一級資料。主催した競売会社ボナムスによると、競売に出されたのは、側近の故寺崎英成氏が鉛筆などで記録した１７３ページ分。独白録の内容は９０年代に日本で出版され、大きな反響を呼んだ。

　高須院長は以前からこの独白録に並々ならぬ興味を示しており、ブログでも「昭和天皇独白録は日本の未来に役立つ財産だ。日本に取り戻すのは国民の使命だと思う」とつづり、このオークションにかける並々ならぬ決意を示していた。結果、３０００万円で落札し、「勝った！落札したぜ！昭和天皇独白録、皇室にお返しするぜ。なう」と、皇室に戻す意向を示した。

　そんな思いいっぱいの資料がようやく手元に。高須院長は「昭和天皇独白録　着いたぜ。なう」とつぶやき、梱包された状態の資料の写真をアップ。フォロワーからは早速「おめでとうございます」「万歳」「ありがとう」の声が上がっていた。