古市憲寿氏 横野レイコ氏に「なんで相撲協会の肩を持つようなことばかり…」

 社会学者の古市憲寿氏が29日、フジテレビ系「とくダネ!」で、相撲レポーターの横野レイコ氏に「なんで横野さんはいつも相撲協会の肩を持つようなことばかり言うんですか?」と疑問を投げかけた。

 番組では、28日に行われた相撲の臨時年寄総会について特集。これまで内閣府に告発状を送るなどしながら、自身の部屋で暴力問題が起こった貴乃花親方に、これまでのやり方に疑問を持つ他の親方衆から厳しい意見が飛び出したことなどを報じた。

 横野氏は年寄総会について「何となく昨日の年寄総会がよってたかって貴乃花親方をいじめているみたいに映ると思うんです。でも実はそうではなくて、11月の日馬富士問題から協会のバッシングは、貴乃花親方に、中の声ですけど、むしろ俺たちが虐められているんだという声もあって、僕たちに言わないでメディア力利用して言うんだという不満が高まって今回の臨時総会になった」と説明した。

 その後、古市氏は「相撲協会がずっといい組織だったらいいですけど、これまでも八百長事件や暴行事件たくさんあった。それに対して、貴乃花親方は何らかの改革をしようと思ったのは本当だと思う」と感想を述べると、横野氏は「貴乃花親方だけが改革しようと思っていたんではなく、改革の提案も貴乃花親方は具体的なことは言ってなくて、それが分かっているから、みんなで言いましょうよと」とコメント。

 すると古市氏は「でも、相撲協会がこれまで、ある意味変わってこれなかったのも事実で、いろんな事件を起こしているっていうことは」と、これまでの相撲協会の体質を改めて訴え「なんで横野さんはいつも相撲協会の肩を持つようなことばかり」と疑問を投げかけた。

 これには横野氏も黙っていられない。すぐさま「違うんです、この報道があまりに偏りすぎているので。私は親方達の取材をいっぱいしている。この騒動で昨日も色んなお部屋に行きましたけど、若い力士が一番苦しんでいる。11月、初場所、春場所直前に何か事が起これば、若い衆は相撲に集中できなかったことが、皆が怒っている原因だと思う」と反論。

 更に「私は、貴乃花親方が暴行事件で警察に届けたことはいいことだと思うし、告発状出すのも親方の権利だからいいと思う。でもその時期で力士が相撲に集中するのを奪われたのが問題だと思っているわけで、貴乃花親方を全部叩いているわけではない」とも訴えていた。

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