ＴＯＫＩＯの国分太一が３日、強制わいせつ容疑で書類送検され、不起訴処分（起訴猶予）を受けた山口達也に関する記者会見から一夜明け、司会を務めるＴＢＳ系「ビビット」に生出演した。

　番組は冒頭からＴＯＫＩＯの山口を除く４人のメンバー、国分と城島茂、松岡昌宏、長瀬智也が会見した様子をＶＴＲで伝え、画面右上のワイプには神妙な面持ちでＭＣ席に座る国分が映し出された。

　会見でも「自分のやっている番組でこの報道が出ると思いますが」と話していた国分だがほおがこけて憔悴（しょうすい）の色がありあり。共演の堀尾正明アナからも「日に日に痩せていく。しっかり食べてくださいね」と指摘されると、国分は「いやいや、大丈夫です」と強がってみせた。

　国分は真矢ミキ、堀尾から質問される形で９０分間の会見を振り返り、「質問はすべて受けようという話はあったんですが、会場をおさえている時間とか考えて１時間半ということになりましたが、会見を終えて控室でメンバーみんなで１時間半たっていたんだね、というような感想が出ていた。自分たちには短い時間でした。もっと対応しなきゃいけなかったんじゃないか、という話はしました」と説明。

　さらに「今回の山口の件に関してまして、僕とリーダーしか、自分の声でコメントしていなかったこともあり、松岡、長瀬も自分の口で今の気持ちを伝えたということで言いますと、自分の中でホッとしているところは正直あります」と振り返った。

　会見後にはほかのメンバー３人からビビットへの出演に関して励まされたことを明かし、「メールでやりとりするときから、太一くん本当にごめんと。もともとがこの事件がどういうことかと分からないところから僕はビビットで話さなきゃいけない。ほかの３人が申し訳ない、近くにいなくてというようなことは言われていた。会見が終わった後に、ほかのメンバー３人から太一くん、明日もよろしくねと言われました」と話していた。