藤原竜也 恩師蜷川幸雄氏娘・実花監督の熱望に応えた!主演映画で初タッグ
俳優・藤原竜也(35)が、恩師の演出家・故蜷川幸雄さんの長女・蜷川実花氏(45)が監督を務めるサスペンスエンターテインメント映画「Diner ダイナー』(2019年公開)に主演することが14日、分かった。
原作はコミック化もされた平山夢明氏の小説「ダイナー」で、2人は初タッグ。実花氏にとって3本目の監督作品となり、藤原は元殺し屋の天才シェフを演じる。
藤原が、恩師・蜷川さんの長女・実花氏と初めてタッグを組む。1997年に出演した初舞台「身毒丸」以降、蜷川さんの厳しい指導もあり、難役も見事にこなしてきた藤原。今作では恩師の娘との新タッグで元殺し屋の天才シェフ・ボンベロという異色の役に挑む。
伊藤卓哉プロデューサーによると、実花氏は15年に監督要請を快諾。主演については実花氏から「藤原竜也さん以外いない」と熱望されてオファーした。藤原も「蜷川実花監督でこの内容なら」と二つ返事で了承したという。伊藤プロデューサーは「蜷川幸雄さんにゆかりの深い2人の化学反応が、これまでにない究極の映画になるのではないか」と話題作の誕生を予感している。
4月にクランクインし、現在も撮影中。藤原は「実花さんは不思議な魅力をもっている監督さんです。全てをさらけ出し、監督と対峙(たいじ)して作り上げております」と気合十分だ。
一方の実花監督は「藤原竜也くんと一緒にできるなんて運命を感じます。いつか竜也と一緒に仕事をするなら、大きな作品で魂をかけた仕事をしたいと思っていました」と念願の“合体”に満足そう。藤原の演技を絶賛し、「誰も見たことがない、新しいエンターテインメント作品ができると実感しています」と手応えを感じている。
映画は普通の生活から転落したカナコがウエートレスとして売られた「殺し屋専用のダイナー」が舞台。藤原は店主のボンベロを演じる。実花氏は「さくらん」(07年)、「ヘルタースケルター」(12年)に続く3作目のメガホンで、映像化不可能と言われた「Diner-」に挑む。
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