渡哲也は「神様」裕次郎さん夫人が感謝の思い
1987年に死去した故・石原裕次郎さんの妻で、石原プロモーション会長の石原まき子さん(84)が19日、フジテレビで放送された「直撃!シンソウ坂上」に出演。裕次郎さんと渡哲也(74)の男同士の絆を明かした。
大スターだった裕次郎さんは1970年、石原プロが製作し、フランク・シナトラ・Jr.らハリウッドスターを起用した映画「ある兵士の賭け」を公開したが、莫大な製作費がかかった上、興行も大失敗。公務員の初任給3万円だった時代に、6億円の借金を背負うこととなった。
そんな時、渡が「使ってください」と全財産、180万円が入った通帳を裕次郎に差し出したという。当時のサラリーマンの年収の2倍。まき子夫人によると、裕次郎さんがさすがに引き取れない、と断ると、渡は「じゃ、僕を石原プロに入れてください」と頼み込んだという。
渡は当時、日活の若手スターに成長していたが、71年、借金で倒産寸前の石原プロに入社。社員らの士気も上がり、翌72年からドラマ「太陽にほえろ」がスタート。石原軍団から多くのスターを生み、87年まで続く大ヒットシリーズとなった。
まき子夫人は渡について「神様です」とあらためて感謝の思いを言葉にしていた。渡は裕次郎さんの死後、2代目社長を務めた。
渡は現在、肺気腫など呼吸器疾患で療養中。今月17日に行われた裕次郎さんの三十二回忌法要を欠席している。
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