V6岡田 男泣き 木村監督の“命がけ”撮影に感極まる「共にやれてよかった」
V6・岡田准一(37)が28日、都内で、主演映画「散り椿」の公開初日舞台あいさつに、共演の西島秀俊(47)、木村大作監督(79)らと登壇した。達成感を漂わせる木村監督の姿に、感極まった岡田は思わず男泣きした。「大作さんの孤独を知ったとき、一番の理解者でいたいと思いました。友のように思って撮影してました」と堅い信頼関係を打ち明けた。
壇上で明るく振る舞った木村監督と対照的に、岡田は「大作さんの…何か…思いが…共にやれて良かったです」と何度も言葉を詰まらせ、目頭を押さえた。西島に差し出されたハンカチで涙をぬぐった。
カメラマンも兼務した木村監督にとっては、“命を賭した”撮影だった。クランクアップの日、最後の1シーンを残して体調不良に襲われたという。「気分が悪くて吐いたんです。ラストカットで死んだら、新聞に大きく出てかっこいいなと」。あくまで明るく振り返る木村監督に、感涙直後の岡田も苦笑いだった。