勝谷誠彦氏 退院後初の公の場「死にそうになった」コラム当面休載
重症アルコール性肝炎で一時、入院していたコラムニストの勝谷誠彦氏(57)が20日、兵庫県内で行われた「尼崎市民医療フォーラム」に参加し、9日に都内の病院から退院後、初めて公の場に姿を見せた。入院生活にも“毒”を吐くなど勝谷節も健在だった。
勝谷氏は、8月下旬に「重症アルコール性肝炎」で入院。一時は集中治療室に入っていたが、今月9日に退院していた。同フォーラムには毎年参加しており、関係者によると8月に入院する前から参加は決まっていたという。
「100歳時代の生き方、死に方~バラ色の人生~」と題されたこの日のフォーラム。車イスで登場した勝谷氏は冒頭から「100歳どころか57歳で死にそうになった」とぼやいて、参加者約650人を笑わせた。
勝谷氏は「肝臓を痛めまして、今も足もとがおぼつかない」と現在の体調についても説明。「入ってみたら看護師が主役。教授は週に1度、回診で10人くらい連れてきて『うん、順調だね』と。アホかと思いました」と毒舌交じりに入院生活を振り返るなど、“勝谷節”も健在だった。
所蔵事務所によると、執筆している有料コラム「勝谷誠彦の××な日々。」は、勝谷氏の体調が回復するまでの当面の間、休載とする。
日記コラムの休載は勝谷氏やスタッフで協議し、この日朝までに決定。勝谷氏は現在も投薬治療を続けながら通院を続けており、その他の仕事については体調を見ながら今後も続けていくという。