１７年９月に脊髄損傷の大けがを負った俳優の滝川英治（３９）が１８日、ブログを更新。１７日に、ＢＳスカパー！の新番組「ＰＡＲＡ　ＳＰＯＲＴＳ　ＮＥＷＳ　アスリートプライド」（２５日、後１１・００。毎月最終金曜日、後１１・００）の収録を行い、１年４カ月ぶりに仕事復帰したことについて、改めて思いをつづった。

　滝川は２０１７年９月１５日、ＢＳスカパー！のドラマ「弱虫ペダル２」の撮影中、自転車に乗って転倒。全身を強く打ち、脊髄損傷の重傷を負った。以降は入院しながらリハビリに取り組み、昨年１０月に退院した。

　滝川はブログで復帰を報告。「俳優滝川英治としての復活はまだまだ先になりますが覚悟を持って復帰させて頂く道を選びました」とつづり、復帰までには家族、友人、関係者、ファンら多くの人の支えがあったことに触れ、「一生涯忘れることない　忘れてはいけない一日となりました」と感謝した。

　収録前夜は「極度の重圧と緊張で震えが止まらないし、１８歳の頃、初めてドラマ出演させて頂いて、吐きまくってた頃を思い出しました（笑）」と重圧と緊張で嘔吐したことも明かした。

　「今でもあの当初の状況や心情を考えるとここまで回復できたことが奇跡的なことで、まだ復帰できた事実が信じられない程です」と改めて事故から現在に至るまでを振り返り、「人間の無限の可能性を身をもって体現することがこれからの僕の使命だと思っています」とさらに挑戦を続けていく決意をつづり、「４０歳、初陣！これからまた新に生き始めるんだ！」と誓っていた。