日テレ大久保社長「真摯に受け止め」イッテQ“祭り企画”BPO審議入りで
日本テレビの大久保好男社長が会長兼務する日本民間放送連盟(民放連)の定例会長会見が24日、都内で行われた。日本テレビが放送している「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7時58分)内の「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」というコーナーで企画の“でっち上げ”があったのではないかと週刊文春に報じられ、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が審議に入ったことについて質問を受けた。
民放連会長としての質問が出尽くしてから質問に応じ、「真摯に受け止めております。予定されている関係者、番組担当者へのヒアリングにも誠意を持って対応したい」と語った。局内の調査結果公表について「(BPOから)さらに調査を求められるのか、こういったことも考えなければいけませんので、審議の推移を見守りながら、いつどのような形で報告するのがよいか、もう少し考えさせていただきたい」とした。
視聴者からの意見はさまざまなものが寄せられているというが、「全体としては厳しい批判というよりも、頑張ってしっかり番組をつくってくれという応援の声が多いように聞きます」とした。「ただ、それに甘えることなく批判的な意見もあるわけですから、そういった声に耳を傾けて、より多くの視聴者に支持される番組をつくっていかないといけないと謙虚に受け止めたいと思っています」と改善していくとした。また、問題が浮上した後も社長は「イッテQ」を「面白いなあと思って」視聴していることも明かした。
「-何祭り?」のコーナーは世界各地で開催されるお祭りにお笑いタレントの宮川大輔が参加し、紹介する企画。このうち、17年2月12日放送の「タイのカリフラワー祭り」と昨年5月20日に放送された「ラオスの橋祭り」にでっち上げの疑いがあると週刊文春に昨年11月、報じられた。
日本テレビ側は昨年11月15日の民放連定例会長会見の場で、この件について局内で調査すると同時に、コーナー放送の休止を発表していた。その席上では「番組の制作陣が祭りの企画の解釈を拡大しすぎて、視聴者の皆さまが祭りという名前でイメージするには無理があるものまで祭りとして扱うようになってしまった。その結果、祭りという企画に疑念を生じさせてしまったのではないか」と語っていた。
日本テレビの局内では過去に放送された「-何祭り?」について制作経緯を調査すると11月の会見で発表していた。この結果報告は社長は受けているといい、BPOにも伝えていると明かした。
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