お笑いコンビ「ハイヒール」のモモコが２５日、ＭＢＳの情報番組「ちちんぷいぷい」に出演。昨年１０月末に発症した帯状疱疹について赤裸々に明かした。耳の中にも帯状疱疹の症状があらわれ、医師からは顔面神経麻痺（まひ）や難聴も心配されるほどだったという。現在も帯状疱疹後神経痛で痛みがひどく、ペインクリニックに通っていることも明かした。

　１０月末に「顔にピキッ」としたものを感じたモモコは、おたふくかぜだと思い内科へ。しかし原因は分からず、痛みもひかず、１１月１日に歯医者へ。痛み止めを処方されたが効き目はなく、耳の近くに発疹ができ、１１月５日に病院へ行ったところ、帯状疱疹と診断された。

　顔の左半分に帯状疱疹ができ、口や耳の回りがただれた状態に。「髪の毛が触れるだけでも痛い」「剣山で押されたみたいな」と激しい痛みに襲われたといい、「脚を折った時よりも、子供産んだ時よりも痛くて、のたうち回った。人生で一番痛かった」と振り返った。

　口の中も疱疹だらけで「口内炎だらけの状態。一番ひどい時は１週間、スープとか液体しかダメだった」という。

　番組では左耳の中の写真も公開。医師は「難聴で顔面麻痺になってもおかしくない」と心配したほどだったことを明かした。

　帯状疱疹はおさまったが、痛みがひかず、帯状疱疹後神経痛と診断された。「ずっと痛い。今も」と話し、ペインクリニックで痛みを緩和しながら、完治を願う気持ちを伝えた。