海老蔵親子、豆まき披露 3万人前に堂々
平成最後の節分となった3日、当代の人気歌舞伎俳優が各地で豆まきを行った。
市川海老蔵(41)は千葉・成田山新勝寺に長女・麗禾ちゃん(7)、長男・勸玄くん(5)と登場。来年、海老蔵が十三代目市川團十郎、勸玄くんが八代目市川新之助を襲名するが、勸玄くんは既に「新之助」の意識が染みついているのか終始真剣な表情で、3万人の大観衆にも気後れせず、声援には大きく手を振って応じた。
東京・浅草寺にはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」主演の中村勘九郎(37)ら中村屋の面々が集結し、勘九郎は「『いだてん』でも浅草がなじみの街になっております」とPR。東京・歌舞伎座では「二月大歌舞伎」昼の部終演後、尾上菊五郎(76)の掛け声を合図に35人が豆をまいた。