南部虎弾、妻の腎臓を移植 適合率「100人に1人」の奇跡に感謝
電撃ネットワークの南部虎弾が12日、ツイッターを更新し、妻から提供され腎臓を移植することを明かした。南部のツイッターによれば、適合率は「100人に1人」程度だといい「奇跡に近いこと」と妻へ感謝した。
南部は10日のツイッターで「今日から腎臓外科に入院です」と、入院することを報告していたが、それから3日が経過し、詳細を明かした。
南部によれば、病名は「末期腎不全」だといい「カルテで自分の病名見て、ビックリしました」と、そこまで症状が悪化していたことに驚き。腎臓が悪い人は透析を受けることが多いが、南部は「自分は透析をどうしてもしたくなかったんで、腎臓移植の道をえらびました」とした。
その理由について「ご存知とは思いますが、透析をはじめると一週間に三度ほど半日かけて透析治療しなくてはなりません。そうしないと尿毒症という毒が体にまわって死んでしまいます」と説明。頻繁な透析のため「遠くに営業にも行けません。外国は絶対無理」と、行動範囲がかなり狭まることがネックとなったようだ。
「透析するぐらいなら、死んだ方がと思ったものです」とまで思い詰め、医師に「ダメもとで」腎臓移植の話を聞いたところ、「血液型が違っても、移植適合すれば、移植はできると知り、チャレンジしてみました」と、家族と適合するか検査したところ「なんと適合カミさんが申し出てくれて、したのです」と、妻の腎臓が適合すると判明したのだという。
適合確率は「100人に1人だそうです。奇跡に近いことです」と驚き。「奇跡」「カミさんに感謝」をタグ付けし、妻へ感謝を表していた。