クマムシ、月収800万から9万円…2年で会話ゼロ「解散本気で考えた」
「あったかいんだからぁ」が大ヒットしたお笑いコンビ・クマムシが1日、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!」で、大ヒットから2年で急激にコンビ仲が悪くなり、解散危機があったことを告白した。
番組では15年に「あったかいんだからぁ」が大ヒットしたクマムシが登場。日本レコード大賞特別賞や日本有線大賞話題賞などを受賞。一世を風靡(ふうび)し、月収は最高800万円もあったと告白。だがそれからわずか2年で「急激にコンビ仲が悪くなった」という。
その理由はお互いにあったが、曲を作った長谷川俊輔は「超絶アーティスト気取り」となり、「新ネタ」とは言わず「新曲」と言っていたことや、「週7でレコード会社で打ち合わせだわ」などと自慢しまくりの毎日。
一方の佐藤大樹は曲も作っていないにも関わらず「自分でドアを開けず取り巻きが開けてくれるのを待つ」などといった勘違い行動が増えていったという。
しかも印税は折半だったことから、長谷川は「ありがとうと言えよ、殺すぞ」とずっと思っていたといい、佐藤は長谷川を「最高の金づる」と思っていたという、最悪の状態に。どんどん2人の仲が険悪になっていき、ついに決定的な出来事が。
佐藤が稽古に1時間半もの大遅刻をしたことから、長谷川が佐藤を非常階段に呼び出し理由を聞くと「ストレートパーマかけてたし」。
これにブチキレた長谷川は佐藤に「思い切りビンタ」した上、非常階段のコンクリートの上で、大外刈りを見舞い大騒動に。馬乗りになった長谷川を周囲が止め、それ以上の騒動にはならなかったが「これで本気で解散を考えた」と長谷川は振り返った。
そんな2人を心配したのがロッチ・中岡。長谷川は中岡に相談したところ「佐藤はアホやから厳しい事言うてもあかん。俺もアホやから佐藤の気持ちがわかんねん」と言われ長谷川も反省。その後佐藤を自由にさせたところ「完全に会話ゼロ」という最悪の状態に。ついに最高月収800万から17年には月収9万円まで落ち込んだ。
それから更に2年経過。現在、2人は石川県と富山県にレギュラーが1本ずつあるといい、これは富山出身の佐藤が持ってきた仕事だという。これに長谷川は「僕一人じゃ何も出来ない」と実感。「僕が佐藤を嫌いになったから佐藤も僕を嫌いになった」と振り返り、佐藤へ「僕にとって唯一の相方と思ってる。俺とコンビ組んでくれてありがとう」と伝え、佐藤も「長谷川が守ってくれていた」と感謝。2人での再スタートを誓っていた。
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