フジテレビの遠藤龍之介社長が５日、都内の同社で定例会見を行った。６月２６日に社長に就任して初めての会見。これまで広報部長などを務めていたとあって「社長会見は１６０回くらい出席してきました。これからはお手柔らかにお願いします」と笑わせた。また、社員に対しては「おもしろいことの一番側にいてほしい」と意識改革をうながしたことも明かした。

　会見では、吉本興業所属のお笑いタレントらが反社会的勢力への闇営業を行った問題について「極めて遺憾に思う」とコメント。石原隆取締役が、闇営業を行っていたタレントの出演などについては、石原隆取締役が「すでに収録をしていたものは編集等で対応、これからの収録は出演を見合わせます」と説明。吉本には「強くコンプライアンスの徹底を申し入れました」とした。