昭和天皇の写真燃やしたと疑われる 「あいち-」芸術祭側が反論 慰安婦像展示も否定
1日に名古屋市などで開幕した国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、昭和天皇の写真を燃やしたかのような映像や、慰安婦像が展示されているとの指摘がネット上などに流れ、国会議員や地方首長らが事実確認を行うと反応している。
同芸術祭の広報担当者は取材に、2点の展示物とも、指摘されているようなテーマの作品ではないと説明した。
「昭和天皇の写真」と疑われている作品については「ご覧になった方がそのように感じられたのかもしれません」としたうえで、昭和天皇をモチーフやテーマにした作品ではなく、制作過程においても昭和天皇の写真を燃やすなどした事実はないと説明した。
また「慰安婦像」ではないかと指摘されている作品についても、テーマが違うとし、名称も「平和の少女」であるとした。
現状、展示は継続するとしている。