履正社OB・おぼん 初V祝福 こぼんとのチームワーク修復「もう無いでしょう」
全国高校野球選手権で22日、優勝した履正社(大阪)の野球部OBで漫才コンビ「おぼん・こぼん」のおぼん(70)が同日、本紙の取材に応じ、後輩たちを「うれしいです。ありがとう。何と言葉にしていいのか分からないくらいうれしい」と祝福した。
福岡での仕事から帰京する際、福岡空港のテレビで快挙を見たといい、「井上君が泣いていた。今日の試合でも3ランを打ったそうで。今後が楽しみ」と4番・井上広大外野手(3年)を称賛した。
高校野球好きで、今大会も母校を「1回戦からずっと見ていた。準々決勝も準決勝も。校歌を一緒に歌いましたよ!」と校歌を歌ってみせた。在校したのは前身の福島商業だが校歌は同じだという。
野球部時代のポジションは三塁と外野で「やはり長嶋茂雄さんに憧れていましたから」と説明。野球で大切なものは「チームワークと基本に忠実なこと」とし、岡田龍生監督(58)について「ランナーが塁に出たら必ずバント。面白くないかもしれないが大切なこと」と手腕を評価した。
なお、TBS系「水曜日のダウンタウン」がきっかけで不仲ぶりが話題沸騰のおぼん・こぼんのチームワークについては「今日現在、仲直りできておりません」と豪快に笑い、「(仲直りは)もう無いでしょうね。たぶん無いでしょう」と悲観的だった。