乙武氏 小学校教員時代に受けた“教員間いじめ”告白「思ってても言うかね」
作家の乙武洋匡氏が20日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。小学校の教員をしていた時の“いじめ”について語った。乙武氏は2007年4月から3年間、東京都杉並区で3年間の任期つき講師として勤務した。
番組で神戸市の東須磨小学校の教員間いじめについて、取り上げた際、「(今回の問題は)氷山の一角で、ここまで度を超してやってるものは多くはないんですけど、教員間でのいじめのようなものは、どこにでもあると思っていただいた方が…」と話した。
教員時代に自身が受けたいじめについて聞かれると、4月1日の赴任日に校長室に呼ばれ、校長から「こうして乙武先生がいらっしゃることを、あまり快く思ってない先生方もいらっしゃるので、いろいろ気をつけてください」とクギをさされたことを明かした。
4月の歓送迎会で赴任あいさつをしたところ、女性教員から「どうせ腰掛けなんでしょ」と「すごい冷たい目で言われた」という。当時、乙武氏は3年契約という特別形態で小学校の先生になっていたとはいえ、「思ってても言うかね」と当時驚いたことを振り返った。
また、担任している教室で夕方仕事をしていると、「わざわざその先生が、(僕の教室のある)3階まで上がってきて、『今、職員室のみんなで、あんたの悪口言ってるわよ』っていうことを(言いに来た)」と苦笑いした。これにはダウンタウン・松本人志も「何なの、それ…」、東野幸治も「すごいっすね」と驚き。乙武氏は「僕もこういう生意気な性格ですから、嫌われるのは分かりますけど、あえて言いに来るかね」と苦笑しながら話した。
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