フジテレビの山崎夕貴アナウンサーが１１日、同局「とくダネ！」で、１０日に行われた即位パレードを取材した際に、沿道が思いの外、静かだったことを報告。その原因を聞いたキャスターの小倉智昭は「時代は変わりましたね」としみじみ語った。

　番組では冒頭から即位パレードの様子を放送。快晴の中、パレードに臨む天皇皇后陛下に対し、約１２万人もの人たちが沿道にかけつけ、祝意を示した。雅子様は時折、涙をぬぐうシーンがあったことも報じた。

　山崎アナはパレード当日に、青山一丁目交差点で取材に臨んだといい、多くの人がかけつけたにも関わらず、思いの外静かだったことに驚いたという。「その原因を考えてみたら、皆さん、スマートフォンでなんとか両陛下のお姿を納めたいと、午後３時にパレードが始まると両手を伸ばして必死にスタンバイされてたんですよね」と理由を推察。

　「私は青山一丁目交差点で取材をしてたんですが、そこにいらっしゃるまで２０分ぐらいかかったと思うんですが、３時から皆さん両手伸ばしてらっしゃったんで。お気持ちで喜びかみしめてる方、多かったのかなと」と振り返った。

　これに小倉は「時代は変わりましたね」としみじみ。「昔は天皇皇后にレンズを向けるなんてことは…」と語り、時代の変化を感じていた様子だった。