三田寛子 不妊治療中、周囲から心ない言葉「10代から仕事、体はもうダメなのよ」

 歌舞伎俳優・中村芝翫の妻で、タレントの三田寛子(54)が20日、フジテレビで放送された「直撃!シンソウ坂上」に出演。不妊治療の末、1995年に長男・橋之助(24)を授かったことを明かした。

 三田は91年に芝翫(当時は橋之助)と結婚。「私もとにかく望んでても全然妊娠できなくて」。結婚2年目に病院に行ったところ、「『不妊』ってボーンとハンコ押されて」と明かした。

 当時の日本は、不妊や不妊治療はまだまだ理解が乏しかった時代。「周りから『10代からお仕事なさってるから、あなたの体はもうダメなのよ』って言われて。すごく傷ついて」と振り返った。

 夫にも付き添ってもらい、さまざまな検査を受けるなど不妊治療を続け、「やっと4年目に妊娠」したという。

 しかし、最初の子は流産。「ますます落ち込んで、子供はもう諦めなきゃ、と思った時に、長男・橋之助を妊娠して…」と明かした。95年12月26日に元気に生まれてきてくれた我が子。三田は「ほんとに生まれてくるまで、気の休まる日は1日もなかったです。怖かった」と打ち明けていた。

 三田はその後、次男・福之助、三男・歌之助を授かり、3人の息子は父と同じ歌舞伎の道に進み、活躍している。

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