モデルのアンミカが１５日、ＴＢＳ系「グッとラック！」で、国が全世帯に配布する“アベノマスク”の妊婦向け布マスクの検品に約８億円かかることに「とことん国民の心に沿ってない」と怒りをにじませた。

　番組では、妊婦向け布マスク約４万７０００枚に異物混入や汚れがあったことから、回収し検品する費用が約８億円かかるというニュースを取り上げた。検品は国が委託した業者約５５０人態勢で行われているという。

　これにアンミカは「こういう検品って、税金使ってじゃなくて、そもそも業者がするって言うのがあるが、国がする方が安心するってありますが、検品って大変なんです。それを国の慣れてない人がすることのどこが安全なのか」と嘆息。

　検品に５５０人の人が割かれていることにも「単純計算でいうと１人１４５万円ですよね。スペースや輸送費がかかるとしても、そんだけのお金かかるなら、まだ１人１０万円届いていない。ＩＣＵの建設がこれから必要かもしれへん。そっちにお金使えたのに」と語り「とことん、進め方もカバーの仕方も国民の心に沿ってないやろうと。本当に腹が立つ」と怒りが収まらない様子だった。