茂木健一郎氏が吉村知事のイソジン発言に「ファクトチェックをするスタッフの常駐を」
脳科学者の茂木健一郎氏が5日、ツイッターに新規投稿。大阪府の吉村洋文知事が4日の会見で、ポビドンヨードを含むうがい薬が新型コロナウイルスの感染拡大防止に有効だとする発言をしたことによって物議を醸していることを受け、「ファクトチェックをするスタッフの常駐」などを提言した。
茂木氏は「大阪府の吉村知事は発信力が高いのですから、昨日のうがい薬のことなど、お話になるときはそのインパクトも十分に考えて、また、サイエンスのファクトチェックをするスタッフも周囲に常駐させた方がよいのではないかと思います」と助言した。
吉村知事の会見後、該当するイソジンなど市販薬が国内の薬局で売り切れる一方、医療関係者から「科学的な根拠がない」などと疑問視する意見や反論、不確定な段階で会見し、大々的に発表したことへの政治的な意図を問う声も相次いだ。ツイッターでは「イソジン吉村」がトレンドワードに入っている。