タレント・上沼恵美子（６５）が２８日、ＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜、正午）に出演。２７日に東京都内の自宅で急逝した女優の竹内結子さん（享年４０）についてコメントした。

　上沼は「ワイドショーで昨日からずっと流れてます。これも原因が分からない。最後までわからずじまいかもわからないね」と話した。

　「１月に次男を出産されてるんですよ。それで今、９月。もう１０月ですね。手が掛かるころですよ。もう間もなくよちよち歩くっていうころですね。その子供さんと（中村）獅童さんの子供さんかな。（２人を）置いて、母として死なないよ。死なないよって言うのはおかしいけど。気がかりで」と子を持つ親として思いを口にした。

　「何なんだろうって。これ本人しかわかれへんし、解明できない、事務所も分からないと思うんですけど。完ぺき主義だったんだろうなと思います」と推測した。

　「亡くなると、以前のドラマとか流れるじゃない。うまいもん、お芝居。あれだけ上手にさりげなくやってる」と演技力を評価し、「聞くと、差し入れとか気働きがすごい方で、感じが良くって。女優さんって嫌～な人いっぱいおるからね。半分、嫌って思ってもらってもいい。可憐（かれん）な役やってても。私の知ってるのは古い人ですけどね。本当に何様や、お前はって言いたくなる女優さんが多い中で」と伝え聞く人間性も絶賛した。

　４０歳の若さでの旅立ち。「あれだけ気働き、やさしい、誠実、そして芝居うまい、美人、そやけども偉ぶらない…そんな人っていうのは、心の影はあるかもわかんないな」と思いやった。

　共演のＡＢＣ・北村真平アナウンサーが、竹内さんをインタビューした際、周囲に話を振る気配りをしていたことを明かすと、上沼は「女優っていうのは自分が、自分がって自分さえ良かったらええねんよっていう方、多いんですよ。それなのに、ねえ」と残念がった。