坂東玉三郎が濃厚接触者に 12月歌舞伎座公演は7日まで代役
松竹は27日、坂東玉三郎が新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定されたため、歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(1~26日)公演について、7日まで出演をとりやめ、代役をたてると発表した。
玉三郎は22日に陽性と確認された片岡孝太郎と、21日に対面で会話をする機会があり、お互いマスクをしていたが、保健所による調査の結果、濃厚接触者と認定された。
医療機関でPCR検査を複数回受け、いずれも陰性の判定だったという。体調の変化もなく、健康な状態だが、保健所の指導に従い、12月7日まで出演を取りやめることになった。
「十二月大歌舞伎」の第四部『日本振袖始』は、7日まで尾上菊之助が代役を務める。8日は休演日で、9日からは玉三郎が出演する予定。
玉三郎の出演のない第一部、第二部、第三部の出演者に変更はない。