元どん底吉本芸人 年商80億円のベンチャー企業CEOに「吉本の経験が活きた」
元吉本興業所属のお笑いコンビ「ギゼンシンシ」の森武司さん(43)が8日、朝日放送テレビで放送された「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜、後11・17)に出演。芸人時代から推定1万倍の収入となった現在の仕事ぶりが明かされた。
森さんはNSC18期生。芸人当時の月収は「500円」だったという。4年で芸人をやめ、実家の一室で起業。現在は15以上の事業を展開するベンチャー企業のCEOで、年商は80億円と紹介された。
芸人をやめたきっかけは、「あるトーナメントの決勝で野生爆弾さんとあたって」観客投票で野爆が30票、ギゼンシンシ0票で負けたこと、と述懐。実力の差、センスの差を思い知ったという。
今は梅田の超高級タワーマンションに住み、愛車はBMWのSUV。月収について聞かれると「クラウン1台くらい」と説明。番組では「推定月収500万円」「芸人時代の1万倍?!」と紹介された。
起業家としての成功について「スベることに抵抗がない。事業に失敗しても…。吉本の経験が生きた」と笑顔で語った。
現在は、三重県に2万坪、総工費150億円をかけた美術館を建設する計画に着手。「ルーヴル美術館より大きな美術館になるので、これって世界最大の美術館になるんです。めちゃくちゃすごい美術館を建てる、っていうプロジェクトです」と明かし、「日本を盛り上げたいと思ってる。日本の芸術文化ってもっと注目されるべきやと思ってて。日本のアートで世界のど真ん中に躍り出たい」と意欲を見せていた。