ザブングル解散の加藤歩、意外な副業で二足のわらじ…昨秋に国家試験合格
3月末でザブングルを解散し、ピン芸人となった加藤歩が8日、フジテレビ系「ノンストップ!」のインタビューに応じ、現在芸人の仕事以上に忙しくしている意外な副業を明かし、二足のわらじで奮闘している日常を語った。
加藤はテレビに出まくっていた全盛期には「リアルに100(万円)は超えていた」と言い、11年には35年ローンで数千万円の一軒家を購入。だが2年前に会社に届けず反社会的勢力のパーティーに参加し、謹慎に。謹慎明けには収入が半減し、さらにコロナ禍でさらに半減で15万円程度になってしまったという。
それでも家族を養い、家のローンも返済しなければならない。そのため、番組を通じて知った「消防設備士」という国家資格を猛勉強の末、昨年11月に取得した。「消防設備士」とは、消火器や火災報知器の設備を点検、整備できる国家資格。現在では週3~4日、消防設備士の仕事を行っており、芸人との割合は「7、3で消防設備士」という日常を送っているという。
これで「月の最低限度生活していく額は」確保。「合格が大変でしたが、これで二足のわらじでやっていけるなって思った」とも語った。
「謹慎中は辛かった。外に出ても謹慎中なのに出歩いてると思われてるのでは?とか(考えて)。もちろん自分が悪いんですけど、今は気づかれても胸を張って『やってます』と言えるようになった」と笑顔を見せていた。