林原めぐみ「エヴァ」完結に感慨「もう14歳じゃない、でもそこに別の尊さがある」
大ヒットアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイ役や「名探偵コナン」の灰原哀役で知られる声優の林原めぐみが今春、アーティストデビュー30周年を記念して、3枚組ベストアルバム「VINTAGE DENIM」をリリースした。歌う声優の先駆けでもあり、今や作詞作曲まで手がけている林原が、長きにわたる音楽活動への思いをデイリースポーツに語った。
1995年のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に始まり、社会現象となったシリーズが、今年3月8日公開の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で完結した。
ヒロインの綾波レイ役を演じた林原は、ラジオで読んだ「エンディングテロップを見た時に、これだけ本気の大人が集まって作ったんだなと思ったら感動した」という10代からのメールと、「自分の子供が14歳になった時にこの作品の結末を見るとは感慨深い」というアラフォー世代からのメールを挙げ、「この2枚に尽きる気がしています」という。
「時の流れというのは残酷でもあり非常に尊いものでもある。その両方をすごく感じます。自分はもう14歳じゃないわけで、でもそこには別の尊さがあって」と、完結を迎えた心境を述べていた。