識者が菅首相に怒り「そこまで国民に犠牲強いてやるっていうんなら説得せえ」
読売テレビ「あさパラS」が12日、総務省が11日に東京オリンピック・パラリンピック期間中の49日間(7月19~9月5日)、テレワークの集中的な実施を民間に求める「テレワーク・デイズ」を始めると発表したことを伝え、神戸学院大学現代社会学部教授・中野雅至氏が菅義偉首相に「そこまで国民に犠牲強いてやるっていうんなら説得せえよと思うんですよ」と怒り出すひと幕があった。
総務省の発表を伝えたキャスターのハイヒール・リンゴが「動くないうことですか、家に居ろ。なかなか難しい」と率直に話すと、免疫学の第一人者で大阪大学名誉教授・宮坂昌之氏も「そういうことができる職種と、できない職種がある。できない方は、やれって言われてもできないわけですから。そうすると、まん延防止みたいにルールとしてはそこにあるんだけども誰も守らないみたいな、そういうことになってきてしまいますね」とうなずいた。
すると、元厚労省職員の中野氏が「さっきの話に戻るんですけど、そこまで国民に犠牲強いてやるっていうんなら説得せえよと思うんですよ。そこまで犠牲を強いてて、何でおまえ説得する気がないねんて、あの答弁見たら腹立つんですよ」と、これまでの国会答弁でも9日に行われた党首討論でも五輪開催の理由や感染拡大への懸念の質問に何も答えなかった菅義偉首相への怒りを口にした。
「だって、こんだけ49日間もテレワークせえって言うわけでしょ、みんなに。そこまで犠牲強いてまででも成功させたいんやったら、自分も汗かけよと思うんですよ。自分もそうやってやりたいこと前面に出せよと。意見も言わなければ、何でかって証拠も全く示さない。何でそしたらやるねんってみんなそら思うわけですよ。我慢してやってもいいけども、それやったらトップに立つおまえが何か言えよと思いますもん」と、ヒートアップは収まらなかった。
9日の党首討論で、菅義偉首相は立憲民主党・枝野幸男代表の五輪開催を契機とした感染拡大の懸念を示されると、1964年の東京五輪の思い出を語り出し、共産党・志位和夫委員長に「命をリスクにさらしてまで五輪を開催しなければならない理由は何か」と迫られると「国民の命と安全を守るのは私の責務だ」と答えるなど、ズレた回答に終始した。
中野氏は、その後は冷静に「みんなやるの賛成やと思うんですよ。心の底で反対してる人って、だーれもいないんですよ。例えばワクチンがこんだけ進んでるから、インド株と考えてもスピード考えたらワクチンが勝りますからやります、でもいいと思うんですよ。何でそれが一言も出えへんのかなと思って。あの総理見てると」とも話した。
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