近藤真彦 休止中の文化放送冠番組は10月改編までに結論 斉藤社長「お付き合いは大切にしたい」
文化放送の定例社長会見が15日、オンラインで開催され、芸能活動を再開した歌手・近藤真彦(56)の冠番組で放送休止中の「近藤真彦 くるくるマッチ箱!」(火曜、後9・30)について、10月改編までに今後の結論を出す方針が示された。
衣笠聖也編成部長は「近藤真彦さんの復帰については、現時点では未定ということにさせて下さい」としたうえで「いつ帰ってきていただいてもいいように、番組を維持していくというスタンスは変わっていない。近藤さん本人ともやりとりをしています」と説明。「遅くとも10月の改編までには、番組が続くのか、終了してしまうのかも含めて、何らかの形で方針は示させていただく」と話した。
さらに、衣笠部長は「近藤さんと文化放送は40年以上のお付き合いもございます」と関係性の深さに言及。「(番組を)続けていただく前提かどうかは別にして、私としては続けていきたいなと思っています」と述べた。
また、斉藤清人社長も「ファンへの説明のしっかりとした会見やメッセージをお出しになっていないという状況ですので、レギュラーかどうかは別ですけど、文化放送のラジオをファンへの説明の場にしていただきたいという思いはあります」と番組への出演を希望。「デビュー前からのお付き合い。一朝一夕に、数十年のお付き合いは放逐できません。長いお付き合いは大切にしたい」と述べた。
近藤は昨年11月に一般女性との不倫を報じられ、活動を自粛。今年4月末にはジャニーズ事務所を退所した。5月16日の「スーパーフォーミュラ」第3戦で、オーナー兼監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」の指揮を執りレース業に復帰。今月9日にイベントにゲスト出演し、芸能活動も再開していた。
近藤の活動休止中、文化放送では同枠で「松井佐祐里“new normal”の小部屋」を放送している。