三遊亭小遊三が予告「全部取る」 卓球日本、中国が腰抜かす戦法でメダルダッシュだ

 卓球日本代表にエールを送る三遊亭小遊三(撮影・佐藤厚)
 卓球愛を語る三遊亭小遊三
 五輪への思いを語る三遊亭小遊三
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 東京五輪の競技や出場選手にゆかりのある著名人がエールを送る「私たち、応援します」。第3回は落語家・三遊亭小遊三(74)の登場です。1964年の東京五輪、今回と聖火ランナーを務め、卓球選手としては大学時代に山梨選手権で優勝。らくご卓球クラブのヘッドコーチでもある重鎮が、卓球日本代表のメダルラッシュを予告しました。                

 卓球はメダル取りますよ、複数。ひょっとすると全5種目。だからメダル5個以上。水谷、石川が男女のチームの柱、精神的支えになってくれるでしょう。それが大きいと思いますよ。

 あと、張本くんがどういうふうに仕上がっているか。あまり試合やってないから。たぶんね、いい目が出ると思うんだけど、張本選手に関しては。あのまんま引っ込んじゃうような男じゃないからね。ものすごい化け方をする可能性があるでしょ。できあがった選手だと、ここまで、っていうのがわかるけど張本くんの場合はわかんない。ひょっとしたら、馬龍(※1)をケチョンケチョンにやっつけるかも。

 女子は、団体戦では(平野)美宇ちゃんの絡み具合ね。伊藤美誠はいま絶好調でしょ。すごいもん。CGですよCG。そんなことすんの?って。CGを見ているような。

 男子の丹羽もそういうところがある。丹羽が動くところに球が来るんだよね。球を追っかけてるんじゃないんだもん。予測つかない。つかないけど、世界トップクラスの才能を持ったヤツだよね。何とか実績というか、今度でメダルをバチッと貼り付けてやりたいよ(※2)。

 選りすぐりのこれ以上ない6人。技術、精神的なものも両方足して、最高のチームじゃないですか。中国をビックリさせてやるプレーを、中国が腰を抜かすような戦法を考え出してやってくれれば。

 忘れられないドラマが、必ずオリンピックってある。見られる競技は全部見ると思いますよ。入れ込んじゃうから、見るのがつらいんだ。力入っちゃって(苦笑)。どうしてああいうふうになっちゃうんだろうね。自分でもよくわかんないね。

 (2度目の東京五輪聖火ランナーは)本当にラッキーだなと。うれしいですよ。家族が意外に喜んだ。孫ももう見てわかる。トーチを購入して持って帰って、それで盛り上がりました。自分で卓球はコロナ以来やってない。練習場も閉鎖されちゃうし、らくご卓球クラブも今、休養状態。早く日常が戻ってきてほしいね。

 ◆三遊亭小遊三(さんゆうてい・こゆうざ)1947年3月2日生まれ。山梨県大月市出身。明治大学在学中の68年に三代目・三遊亭遊三に入門。83年3月に真打昇進。日本テレビ系「笑点」のレギュラー。落語芸術協会参事。中学から大学まで卓球部に所属し、高校3年時に山梨県代表として国体出場。大学2年時に山梨県卓球選手権優勝。落語家となった後も「らくご卓球クラブ」のヘッドコーチを務め、世界ベテラン卓球選手権大会に4度出場している。

 ※1 リオ五輪男子シングルス金メダリスト、世界選手権同3連覇中の最強選手。

 ※2 水谷、丹羽両選手は明治大学卓球部の後輩。

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