「お嫁さんにしたい女優」だった竹下景子がグレイヘアに 気品溢れる着物姿であいさつ
俳優の27日、都内で行われた日本の音楽、演劇界の発展に功績のあった人物を表彰する「第12回岩谷時子賞」の授賞式が27日、都内で行われ、俳優・市村正親(74)が岩谷時子賞を受賞した。奨励賞には女優の知念里奈(42)、特別賞にはジャズ演奏家・渡辺貞夫氏(90=欠席)が、Foundation for Youthにはバイオリニストの平石英心リチャードが選ばれた。
市村は「今年、俳優生活50周年を迎えます。貴重な時期に賞をいただいて、いいご褒美をもらったと思っています」と喜びを語った。
授賞式に出席した3人のほかに注目を集めたのが、かつて「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と言われた女優・竹下景子(70)。髪を染めない美しいグレイヘア、淡いクリーム色の上品な着物によく映える気品あふれる姿で登場し、プレゼンターを務めた。
NHKドラマ「ごめんねコーちゃん」で岩谷時子さん役を演じたことがきっかけで、岩谷さんと知り合ったそうで、「ドラマの時にご著書をプレゼントして下さいました、サインを入れて。『これが最後の一冊なのよ』とおっしゃって、ご本は今も書棚にあります。大切な大切な宝物です」と話していた。