TXT 東京ドーム降臨 負傷BEOMGYUの思いも乗せて!5人の絆のステージにMOA熱狂
韓国の5人組ボーイグループ・TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)が10、11日の2日間で東京ドーム公演を行い、自身初でK-POPアーティスト史上最速となる日本4大ドームツアー「WORLD TOUR 〈ACT : PROMISE〉 IN JAPAN」をスタート。3時間超のステージで全29曲を披露し、超満員のMOA(ファンの呼称)を熱狂させた。
デビュー5周年の節目に、堂々たる聖地への降臨。K-POPアーティスト史上最速となる5年4カ月で日本4大ドームをスタートさせ、新たな“TXT神話”を創造する旅に出た。
MOAの熱い視線がステージへ突き刺さる。人気曲「Deja Vu [Japanese Ver.]」で幕開けし、初期の楽曲「9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)[Japanese Ver.]」を続けざまに披露。メンバーが「東京!叫べ!」とあおると、MOAの大絶叫が跳ね返った。
HUENINGKAI(21)は「僕たちの3回目のワールドツアーに来てくださってありがとうございます。やっと会えましたね」と笑い、SOOBIN(23)は「本当に幸せ。長い間の夢だった東京ドームの公演をMOAたちと一緒にできるのが夢みたいで、実感が湧きません」と喜んだ。
左足甲を微細骨折したBEOMGYU(23)は「MOAに会えないとつらいから。僕にとってMOAは薬。全てのステージには出られないけど、200、300%の気持ちで幸せにします」と甘いトーク。超満員のMOAにかけられた「ファイティン!」というエールを糧に、イスに座りながらでも美声を響かせた。
怪我で1人欠けても、5人の絆は健在だ。妖艶なステージの合間には、HUENINGKAIやSOOBINがBEOMGYUをおんぶして移動を手助け。YEONJUN(24)は「何よりもBEOMGYUは一番悔しい気持ちだと思う。メンバーとMOAで危機を乗り越え、絆を深めることができた。誰かつまずいてしまったとしても、乗り越えていけるようなチームになりたい」と誓いを立て、BEOMGYUは涙を流した。一体感を増した5人で次なる公演地へ向かう。