「zero」藤井貴彦アナ 兵庫知事選「テレビ不信」の一方「SNSは好み映像や画像集まりやすい。自分に自分で情報。パーフェクトでない」
19日の日本テレビ「news zero」では、兵庫県知事選でSNS情報が大きな影響を及ぼしたことと、旧来メディアに偏向報道などの批判があることを取り上げた。
番組では「テレビ不信」として反省すべき点があることを伝えた。
最後に藤井貴彦キャスターが「今回の知事選のみならず先日の衆院選挙でもSNSが存在感を強くしましたが、ひとつ注意しなければならないのは、SNSはユーザーの好みに近い映像や画像が集まりやすいという点です。ですから幅広い情報に触れているようで、実は自分で自分に情報を流しているという側面もあります」と語った。
「ほかの人の意見、他者の意見を取り入れる環境にあるかどうか、SNSもパーフェクトではないと意識して利用することが大切です」とも指摘した。
そのうえで「ひとつのメディアだけ、もちろんテレビだけでも全てを伝えきることはできません。できると思うこと自体が、危険だと感じています」と述べた。
「一方で、そのバランスが取れている人ほど粛々と自分の意見を構築していて、多くの人が努力を続けていることも忘れたくありません」と語った。