韓国の男性５人組バーチャルアイドル・ＰＬＡＶＥ（プレイブ）が、ニューアルバム発売と同時に、“Ｋ－ＰＯＰ　１軍アイドル”に急上昇したと５日、地元メディアのウィキツリーが報じた。

　ＰＬＡＶＥはバーチャルアイドルでありながら、作詞、作曲、プロデュース、振付など、全てをメンバー５人で作るという“自主制作グループ”で、リアルなＫ－ＰＯＰグループに引けを取らないほど、若い世代を中心に、絶大なる人気を集めている。

　昨年１１月には、京セラドーム大阪で行われたグローバル代表Ｋ－ＰＯＰ授賞式「２０２４　ＭＡＭＡ　ＡＷＡＲＤＳ」に出演し、日本でパフォーマンスを披露、会場を熱気で包んだ。

　そんなＰＬＡＶＥは３日、３枚目のミニアルバム「Ｃａｌｉｇｏ　Ｐｔ．１」を、現地音源サイトのＭｅｌｏｎよりリリース。発売から２４時間で、数百万ストリーミング（約１１３２万回）を達成したという。これまでの最高記録だった、ＳＥＶＥＮＴＥＥＮの１０枚目のミニアルバム「ＦＭＬ」の９７２万回を上回り、ＰＬＡＶＥが歴代最高記録保持者となった。

　これによりＰＬＡＶＥは、全体発売曲基準の累積ストリーミングが１０億回を達成。Ｍｅｌｏｎの殿堂「ビリオンズクラブ」に最短で名を刻むとともに、最高ストリーミング・ミリオンアルバム記録を同時に保有する、唯一のグループとなった。

　Ｋ－ＰＯＰ市場では、アルバムを発表するたびに音源チャート１位の獲得や、数十万枚にもおよぶアルバムの売り上げに貢献する、大規模なファンを持つグループは“１軍アイドル”と呼ばれており、ＰＬＡＶＥはデビューからわずか２年で、その仲間入りを果たした。

　ＰＬＡＶＥは今後“バーチャルアイドル初”ではなく、“Ｋ－ＰＯＰアイドル初”として、新記録を積み重ねていくことになるのか、その未来が注目される。