岡田将生 村上春樹氏原作ドラマ「台本に向き合う時間が長く、特別なもの」 阪神淡路大震災後の30年

 俳優の岡田将生(35)がこのほど、都内で行われたNHKドラマ「地震のあとで」(4月5日スタート。総合、土曜、後10・00)の取材会に共演の橋本愛(29)、唐田えりか(27)と登場した。

 今作は作家・村上春樹氏が1995年の阪神淡路大震災後に著した短編集「神の子どもたちはみな踊る」を原作に、年代も舞台も異なる4つの物語をオムニバス方式で実写化。原作の舞台を95年だけでなく、2025年にいたる設定に置き換えることで、「今」に続く「地震のあと」の30年の時間を描く。

 岡田は第1話「UFOが釧路に降りる」に出演。1995年に震災のニュースを見続けていた妻が突然いなくなり、ぼうぜん自失の中、後輩から“箱”を託され釧路への旅に出る小村役を演じる。映画「ドライブ・マイ・カー」以来となる村上氏原作の作品は、撮影を終えた今も「まだすべてを理解できてはいない」と率直に語った。

 その上で「他の作品よりも台本に向き合う時間が長く、特別なもの」と実感。原作や脚本を、読み込んでも読み込んでも見つからない答えを追い求める作業を「簡単に言えば挑戦」と位置付け「作品は1人ではできない。皆さんと作業していく。それぞれ答えを思っているが、どのルートをたどるかを探るのはとても好き」と意義を語った。

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