酒井大成 月9「119」熱演で好感度爆上がり中 下積み時代「誰よりもバイトしていた自信」

 笑顔でポーズをとる酒井大成(撮影・園田高夫)
 「119エマージェンシーコール」より
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 俳優の酒井大成(26)が、フジテレビ系ドラマ「119エマージェンシーコール」(月曜、後9・00)のスパイスとなっている。

 消防局の司令課を舞台にした月9最新作。酒井が演じる上杉昴は当初、消防救助隊に所属する現場主義のいけ好かない存在だったが、第6話からジョブローテーションで司令課にやってきてキャラ変。好感度爆上がり中で、酒井は「最初は価値観の違い。上杉自身も司令課を体験して『間違ってたわ』ってなるのが6話以降ですね」と笑う。

 クランクイン前には、一般向けの消防救助隊1日体験に参加。高所に慣れるため、土木のバイトをして役作りしたという。下積み時代にあらゆる職種のバイトをしており、経験のため、飛び込むことに躊躇がない。

 「誰よりもバイトしていた自信あります。引っ越し、建築、居酒屋、ブライダル、工場での梱包…。どこかにその経験は生きてると思います」

 学生時代はJ1・アビスパ福岡のU-15に所属し、プロを目指していたが断念。20歳で上京し、養成所を2つ掛け持ちするなどコツコツと実力を磨いてきた苦労人だ。

 2023年にテレビ朝日系「王様戦隊キングオージャー」の主演に抜てきされ、知名度が急上昇。「119-」で同期の与呉心之介を演じる一ノ瀬颯は「騎士竜戦隊リュウソウジャー」に主演しており、戦隊レッドの先輩後輩でもある。

 ファン心をくすぐる共演で、戦隊の時のチーフ監督が同じだった縁もあり「愛情深い監督さんで『表面的な芝居をするな。これからやっていけないぞ』とアドバイスをいただいて、人間としても成長できたんじゃないかなと思います。(一ノ瀬とは)同じボス育ち。感慨深いです」と刺激を受けている。

 ドラマはきょう24日に第10話が放送され、いよいよ終盤戦。最終話を目前に控え「ひとつひとつの作品に真摯(しんし)に向き合っていく。これのみだなと思います」とうなずいた。

 ◆酒井大成(さかい・たいせい)1998年4月1日生まれ。福岡県出身。20歳で上京し、フリーのままインディーズ作品などに出演。2022年に「レプロ30周年主役オーディション」に合格し、現在の事務所に所属した。23年3月スタートの「王様戦隊キングオージャー」に主演。24年7月期にはダブル主演の1人を務めたドラマ「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」が放送された。

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