韓国のガールズグループ・ＮｅｗＪｅａｎｓは、対立中の芸能プロダクション・アドア（ＡＤＯＲ）が５人を相手取り提起した「企画会社の地位保全および、広告契約締結禁止の仮処分申請」が認められたと２１日、現地メディアで一斉に報じられ、その後５人は異議申し立てを予告していたが、一転して活動中断を宣言したと２４日、聯合ニュースをはじめ複数の現地メディアが報じた。

　韓国歌謡界によると、５人は現地時間２３日に行われた「コンプレックスコン香港２０２５」のステージにＮＪＺとして立ち、終盤に「今日のステージが事実上、最後の公演になるかもしれない」「私たちは裁判所の決定を順守し、全ての活動を停止する。簡単な決定ではなかったが、今は私たちにとって（活動中断は）必要な選択」と言及したという。

　この結論にアドアは「裁判所の決定にもかかわらず、ＮｅｗＪｅａｎｓではないほかの名前で公演を強行したこと、そして一方的に活動中断を宣言したことについて、非常に残念な思い」と、遺憾の意を表し「有効な専属契約により、ＮｅｗＪｅａｎｓのために最善を尽くす。早急にメンバーとコミュニケーションを取り、未来について話し合いができることを望んでいる」と述べたという。