ＡＫＢ４８のチームＫに所属し、８月末に卒業する秋元才加が７日、最後の握手会に臨んだ。

　握手会は『さよならクロール』劇場版発売記念大握手会として幕張メッセで行われた大規模なものだったが、女優を目指して卒業する秋元は、この握手会について書いたブログのタイトルを「アイドル最後の握手会」とした。

　「私は優子と七夕だから浴衣着たいねって話してて…」同期で仲のいい大島優子が、自らプロデュースした浴衣をこの日のために持ってきてくれた。「なんか色々感じちゃった　またねって、出会えて良かったって言ってくれるのが本当に嬉しくて。自分の為に涙を流してくれる人がいるのがなにより幸せで」。目の前で声を掛けてくれるファンの顔とその声が、心にしみる握手会となった。

　何よりの思い出となったその浴衣写真を、秋元はブログに掲載し、大島もまた帰宅後、更新したブログに同じ写真を載せて「これからもファンの方を大切に夢に進んでいってね♪」と、秋元へのコメントを付けた。

　秋元は４月７日の公式ブログで、６月の総選挙には出ず卒業することを明らかにした。その際、卒業の理由として「沢山の経験を積んで、将来の夢、女優を目指していきたいという想いが強くなりました」と説明した。８月２２日に卒業セレモニー、２８日には卒業公演が予定されている。