AKB新曲、強烈インパクトのタイトル
AKB48の34枚目のシングルで、9月に行われたじゃんけん大会の選抜メンバーが歌う曲名が、AKB史上最長の76文字であることが5日、分かった。
タイトルは「鈴懸(すずかけ)の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」(12月11日発売)。今作にはシングルでの通算ミリオン獲得作品数の単独1位がかかるが、まずは曲名で話題をさらいそうだ。
AKBのシングル表題曲では「Everyday、カチューシャ」「Baby!Baby!Baby!」の15文字が従来の最長だ。センターを務める松井珠理奈(16)は「こんなに長いタイトルの曲は初めてなのでびっくりしましたが、でもそのことが話題になったらおもしろいのではと思いました」と率直な感想を漏らした。
現在、シングルのミリオン獲得作品数がB’ zと並ぶ15作のAKB。今作は歴代単独1位がかかる。くしくもB’ zのシングルには「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」という21文字の曲名があるが、まずタイトルで“B’ z超え”した。
“名付け親”の秋元康総合プロデューサー(55)は「“一言では言い表せない何か”を感じたから」と長くなった理由を説明。「それは、青春のきらめきかもしれないし、少女たちの不可解さかもしれないし、AKBグループとして夢に向かって全力で走るひたむきさかもしれない。そんなことをつらつら走り書きしたようなタイトルにしようと思った」とコメントした。
なお、「鈴懸‐」は織田哲郎(55)が作曲する、王道のアイドルソングとなる。