AKBペナント突然の中止で謝罪
AKB48グループが4月22日から10月31日までの予定で行っていた、勝ち点制による全12チームの対抗戦「AKB48グループペナントレース」が23日、突然中止となった。AKB48の公式ブログで発表された。
ペナントレース実行良委員会の名で「ペナントレース中止のお知らせとお詫び」と題されたブログを更新。「スタート当初よりファンの皆様から『ルールが複雑すぎる』『チームごとの公演回数に差がありすぎる』等々ご指摘を頂いておりましたが、まさにその通りで御座いました」と理由を説明した。
その上で「ご指摘の点を改善しようと試行錯誤して参りましたが、解決の見通しが立たず、残りひと月では御座いますが、本日のこの発表を持ちまして中止させて頂くことをここにご報告申し上げます」と中止を発表。「これらは全て、全面的に当実行委員会の認識の甘さがもたらした大失態です。大変申し訳御座いませんでした」とファンに謝罪した。
ペナントレースは実施は昨年11月、AKBグループのドラフト会議実施直前に電撃発表された。当初の発表では公演倍率と支持率の2部門で争われることになっており、公演倍率は公演チケット入手の倍率で、各チーム公演数が違うため、どのような形で公平性を出すかは検討中とされたまた、支持率は、握手会などで各チームの支持率を随時集計するとされていた。
その後の正式発表では、(1)劇場公演での勝ち点(2)握手会での勝ち点(3)今年6月に行われた選抜総選挙の得票数による勝ち点の合計点によってに競うこととなった。だが、各チームによって公演の開催数が異なることや、公演の基準倍率が回帰分析を用いた難解な計算式によって導き出されていることなどから、ファンからは疑問の声が上がっていた。
22日までの結果は、HKTのチームK4がトップ。以下チームH(HKT)、E(SKE)、A(AKB)、4(AKB)、K(AKB)、B(AKB)、N(NMB)、S(SKE)、B2(NMB)、K2(SKE)、M(NMB)となっていた。