HKT初紅白でドタバタ“二元会見”
大みそかに放送される「第65回NHK紅白歌合戦」(総合など、後7・15)の出場歌手51組(紅組27組、白組24組)が26日、発表された。初出場は紅組がHKT48、May J.(26)、薬師丸ひろ子(50)。白組はSEKAI NO OWARI、V6の計5組。東京・渋谷のNHKでは薬師丸以外の初出場4組が喜びの会見を行い、「妖怪ウォッチ」の人気キャラクター・ジバニャンも登壇した。白組の司会は嵐、紅組は吉高由里子(26)が務める。
念願の単独初出場が決まったHKT48は、前代未聞の“ツープラトン”で会見に臨んだ。
会場には、穴井千尋(18)、多田愛佳(19)ら9人が登場。グループはこの日夜に千葉・幕張で他局番組の生出演を控えていたため、指原莉乃(22)、宮脇咲良(16)ら4人は現地からの中継で喜びを語った。会場には不在の指原だったが「私たちのライバルはV6さんです!!」と宣戦布告し、きっちり存在感を見せつけた。
会見の舞台裏では、ドタバタ劇も繰り広げられた。メンバーは早朝便で博多から羽田へ飛んで、幕張へバス移動。午前10時に初出場の吉報を知らされると、午後1時にリハーサルを終えてから、午後2時からの会見出席メンバーは都内のNHKへ急行。渋滞に巻き込まれて、20分遅れの到着となり、開始時刻もずれ込んだ。
残留組の指原は「会場で喜びをみんなで分かち合いたかったのですが、まさかホントに出られると思ってなかったので、スケジュールを取ってもらってなくて」と、スタッフの“不手際”を暴露。会見組の穴井も「どこにも負けないよう、フレッシュで明るくいきたいと思います」と意気込む一方で、慌ただしい大移動には「ダッシュしました」苦笑いを浮かべた。
会見後、出席メンバーは、NHKの食堂で自分たちのシングル曲「メロンジュース」にちなみ、「メロンソーダ」で初出場を祝って乾杯。その後すぐに指原の待つ幕張へ。多忙な晴れの日となった。