ジェリ・ハリウェルのニューシングルのセールスがオーストラリアで不調をきたしているようだ。

　デイリー・ミラー紙が報じるところによると、元スパイスガールズのメンバーであるジェリは、ソニーオーストラリアと数十万豪ドルのレコード契約を結んだものの、ニューシングル『ハーフ・オブ・ミー』がオーストラリアでわずか393枚しか売り上げていないという。

　『オーストラリアズ・ゴット・タレント』の審査員であるジェリ（41）は、豪版『Xファクター』のシーズン5の優勝者であるイム・ダミのシングル『アライブ』と同時期にシングルを発売したものの、イムは44,025枚という売り上げでトップに輝く華々しいデビューとなった。　　

一方、ジェリは公式ARIAチャートでかろうじて281位入りを果たし、その低予算のPVは「安っぽい」と評され、マイリー・サイラスを模倣したと思われる大型のテディベアとダンスするシーンがもりこまれているという。

　また、楽曲内には「あなたの子どもが欲しい、狂ったほどにあなたがほしい」という歌詞も含まれているようだ。

　ジェリは豪チャンネル9の番組『オーストラリアズ・ゴット・タレント』の審査員を務めることで再び自身のキャリアを軌道に乗せようとしているところだった。『ハーフ・オブ・ミー』はオーストラリアの大スターであるティモマティックのヒット作や、皮肉にもチャートナンバーワンを飾ったイム・ダミの『アライブ』を手掛けたDNAソングスのプロデューサー陣と共に書かれたものであった。　　

　また、ジェリは先月にも『NRLフッティ・ショウ』の生放送で歌う様子がネット上で話題になり、音程が外れる様子をものマネされたりもしていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）