人気ベテラン俳優、クリント・イーストウッドの映画を断った過去を後悔「『やらないほうが良いと思う』って言ってしまった」
ビル・マーレイ(74)は、クリント・イーストウッド(94)と仕事をしなかったことを後悔しているという。イーストウッドの大ファンというビルだが、何年も前に一緒に仕事をする機会を断ってしまったことがあるのだという。
ハワード・スターンから「映画を見ていて、この人と一緒に演技がしてみたいと思ったことある?」と尋ねられた際、ビルは「何年も前に、クリント・イーストウッドの『サンダーボルト』とか何かの映画を見ていたら、彼の右腕的存在が殺されて、彼がかたき討ちをするんだ。でもその右腕的存在は素晴らしい役でさ、死ぬシーンもすごくよかったから、『この人に電話しないと』って思ったよ」と答えた。
イーストウッドに連絡し、その後の映画の役をオファーされたというが、ステレオタイプになることを恐れて断ってしまったそうで、「彼から『また軍隊コメディをやる気がある?』と聞かれた。でも僕は『パラダイス・アーミー』を作ったところで、彼は海軍テーマのすごいアイデアがあったんだけど、僕は『アボットとコステロみたいになりたいかって?』って思った。だから『やらないほうが良いと思う』って言ってしまったんだ」と語った。
その後、イーストウッドは「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」を製作、ビルはその作品に出演しなかったことを今でも後悔しているそうだ。