スリップノット、新作の仕上がりに自信
スリップノットの新作は彼らいわく「最も野心的で実験的な」一作になっているという。2014年の「.5:ザ・グレイ・チャプター」以来となるアルバムについてフロントマンのコリィ・テイラーは「ほとんどのバンドがおとなしくなる中、俺らは今回のアルバムで今までで一番ヘヴィな曲を作ったよ。完全にいかれている。聴いたら漏らすだろうな。そして俺らにとって最も野心的で実験的なものになった。最善を尽くし切ったってことだ。俺らを捉えたと思っている奴の面を、自分たちの全てを持って打ちかますさ」と自信をのぞかせる。
そして、メタル・ハンマー誌とのインタビューでコリィはこう続けていた。「(今回のアルバムを)表現するなら、(2001年の2作目)『アイオワ』を作った人間が成熟するとどうなるか?『アイオワ』を作ったガキが成長するとどうなるか?ってこと。(新作について)これが俺らの考え方だ。何曲かあまりにヘヴィ過ぎるのがあるからな。けどメロディーはある。最高に塞ぎ込んだメロディーが流れているよ。何曲かはとにかくハードでとてつもなく速い。極上物さ」
さかのぼること4月には、同バンドの近況についてコリィはこう話していた。「みんな音楽を作りまくっている。俺がほとんどの詞を書いている。オフも取りつつデモをそこかしこでまとめ始めるところだ。先へ先へと行くつもりさ」(BANG Media International)