テイラー・スウィフト、キム・カーダシアンとの抗争後落ち込む

 テイラー・スウィフトが、2016年のキム・カーダシアン・ウェストとの確執による自身の落ち込みようについて告白している。3年前、キムの夫カニエ・ウェストは自身の曲『フェイマス』の詞で名前を使用していいかとテイラーに電話、その際に録画されたカニエとテイラーの会話をキムが公開したことで、2人の間で諍いが勃発する結果となっていた。

 その交戦の最中、テイラーは自分の名前を使ってカニエから「あのビッチ」と言われるなんて知らなかったと主張するも、キムはテイラーを「蛇」呼ばわりするなど2人の間で舌戦が繰り広げられていたが、そんな中テイラーは内心塞ぎ込むばかりだったそうだ。

 エル誌4月号にテイラーはこう明かしている。「数年前に誰かさんがインターネットで私を蛇と呼ぶヘイト・キャンペーンを実施していたわ。実際多くの人がそれに参加して、私は人生で一番落ち込むことになった」

 しかし現在では当時の状況を笑い飛ばせる程になり、「レピュテーション」ツアーのライブでバルーン型の蛇を使用するなど、ほとぼりは冷めたようだ。

 「他人からの些細ないじめを解除するのは単純に笑顔でいることよ。経験上、怖がったり真面目に捉えることがいじめる側の望む事だから」「6万人の観客の大歓声の中、63フィート(約20メートル)のコブラ『カリン』がステージに登場するごとに私は笑いを堪えていたの。インスタグラムの荒らしコメントの返事にはスタジアムツアーがお似合いだわ」「いじめた側からの謝罪がもらえたら素敵ね。でも、自分は乗り越えた、上手くやり遂げたっていう満足で十分だわ」

 そんなテイラーだが、今回2017年に起きたアリアナ・グランデのライブ会場でのマンチェスターテロ爆破事件や、ラスベガスの音楽フェスティバルでの銃乱射事件後、ツアーをするのが恐怖になったと明かしてもいる。

 「マンチェスター・アリーナでの爆破とベガスのコンサートでの乱射事件後、自分のツアーが本気で怖くなった。7か月間で300万人のファンたちを安全に守る術が分からなかった。そして、膨大な時間と費用、そしてスタッフの努力が安全を保つために費やされたわ」「暴力への恐れは自分の私生活にも影響を及ぼし続けている。クイッククロットの軍用創傷包帯を携帯しているの。銃傷や刺傷のためのものよ。ネットやタブロイド紙が私の住所をばら撒くから、家に押し入ろうとするストーカーは現れるし、最悪の事態に準備しなきゃいけない。私は毎日世界のいい部分を見ようとしている。自分が見てきた愛や、慈悲の心を信じているわ。自由に生きるために勇気を持って生きていかなくてはいけない。最大の恐怖になんか囚われてはいけないの」

(BANG Media International)

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