ダニー・ボイル、新作『イエスタデイ』でのエド・シーラン出演を躊躇していた?
ダニー・ボイル監督は最新作『イエスタデイ』へのエド・シーラン起用を当初躊躇していたようだ。ヒメーシュ・パテル演じる売れないミュージシャンのジャックが、ある日目を覚ますとザ・ビートルズの存在しない世界となっていたという設定の新作で、本人役として出演しているエドだが、ボイル監督は当初、コールドプレイのクリス・マーティンの起用を望んでいたようだ。
それを知らされた際にはエドからさんざん言われたというボイルだが、気まずくならないようなユーモアのセンスを持ったエドを称賛している。「僕らが最初はクリス・マーティンを求めていたというのを知った時にはエドからいじられまくったよ。僕らがそのことを忘れられないようにね。さらにはハリー・スタイルズが第2希望だったんだろって言われた。それは事実じゃないけどね。でも確かにクリス・マーティンが第1希望だった」「エドはユーモアのセンスがあるから助かったよ。そうじゃなかったらかなり気まずい状態になっていただろうさ」
また、ボイル監督はシーンの撮影にも使用したエドの「ディバイド・ツアー」の様子も以前絶賛していた。「ただ目にして驚くものさ。1人で8万人を毎晩集めるんだから」
一方で主役のヒメーシュも、エドの努力家な面に驚かされたと明かしていた。「驚いた。嬉しい驚きだったね。彼は明らかに努力家だ。この作品に出ることで自分に挑戦を課しているんだ。自分を演じるってのは簡単なことじゃない。むしろ難しいかもしれないからね」(BANG Media International)